百邪を退け百福をもたらす道教御神符の最高峰
中央が中嶽嵩山、右上が東嶽泰山、右下が北嶽恒山、左上が南嶽衡山、左下が西嶽華山を表す。
五つの聖山を総称して五靈山とも呼び『抱朴子』には古来神仙はこの五岳圖（五嶽眞形圖）を尊崇して、仙名のある者でなければ、軽々しく授けず。
しかもこれを四十年に一度他人に伝えるにあたっては、血をすすり、軽々しく人に伝えない」とある。靈符は神佛より授かりし符咒術である。
北嶽恒山は龍神の守護により海や河川の災いを避け、悪獣悪魚からの害を退けるほか特に水に関する事業などに特に靈験があらたかである。
南嶽衡山は妖魔鬼畜の難を鎮め、悪作用を及ぼす凶星の厄災を退けるほか特に火に関する事業などに特に靈験があらたかである。
東嶽泰山は無病にして長命をもたらし、あらゆる願望を成熟するほか特に木に関する事業などに特に靈験があらたかである。
西嶽華山は金銀財寶を集め、富貴の家を手にして栄華の春を迎えるほか特に金に関する事業などに特に靈験があらたかである。
中嶽嵩山は地神は祟りを鎮めて難病や地震などの天災から護り、人から慕われる運気を得るほか特に土に関する事業などに特に靈験があらたかである。
五嶽は陰陽五行説と照応し、森羅万象を司り、万物の理を体現するものといえる。
木＝IT産業、楽器、講演家、音楽家、放送、電波、電力会社、林業、青物市場、夜店、列車、製紙業、木工業、錦糸業、建具屋、大工、材木屋、指物師、貿易業、商社、運輸業、信託、郵便局、通販など
火＝証券業、興行関係、書籍、出版社、文具関連、宣伝、広告代理業、理髪業、美容師、化粧品、病院、医療関連、美術関連、眼科医、裁判官、警察官、新聞記者、神主、牧師など
土＝銀行、金融業、旅館、建築業、不動産業、僧侶、駅員、家具製造業、農業、土木、左官屋、陶芸家、販売業、雑穀業、お産婆、炭火焼き、雑貨屋など
金＝社長、役人、軍人、自動車関連、航空関連、時計、貴金属、宝石、ガラス、鏡、羊毛、皮革、錦織、真珠、法律家、守衛、保険、機械、運転手、弁護士、歯科医、芸能界、外科医、刀鍛冶など
水＝水産業、酒造業、船舶、塗装業、酒屋、水道会社、飲み屋全般、ウェイトレス、クリーニング、染物屋、銭湯、温泉、風俗、魚屋、漁師など
祀る場所
玄関或いは玉皇方位、財方位に祀る。
※サイズ：約４０センチ×４０センチ
